
マイクロソフトとトヨタ、自動車向けクラウドコンピューティングで提携
マイクロソフトとトヨタ、自動車向けクラウドコンピューティングで提携
マイクロソフトとトヨタは、レドモンドの Windows Azure クラウド コンピューティング システムをベースとしたトヨタ車向けの次世代情報通信プラットフォームを構築するため、新たな戦略的提携を締結した。
両社は、トヨタの子会社で情報管理を専門とするトヨタメディアサービスに10億円(約1200万ドル)を出資すると発表した。このシステムは来年、トヨタの電気自動車とプラグインハイブリッド車から展開を開始し、エネルギー管理システムにも重点を置く。
続報:マイクロソフトとトヨタは実際に何をしているのか、そしてどう違うのか
マイクロソフトは昨日、Hohm エネルギーアプリケーションの重点を自動車にさらに移す計画を示唆した。
ニュースリリースによると、この提携の目標は「2015年までに完全なグローバルクラウドプラットフォームを確立し、世界中のトヨタ自動車の顧客に手頃な価格で高度なテレマティクスサービスを提供する」ことだ。
この提携により、マイクロソフトはフォード、ヒュンダイ・キア、フィアットとの既存の提携を越えて自動車業界における足跡を拡大することになる。
トヨタの豊田章男社長とマイクロソフトのCEOは、本日後ほど記者会見でこの取引について議論する予定だ。