
サムスンはAmazon Echoに対抗する音声制御スピーカーを開発中との報道
サムスンはAmazon Echoに対抗する音声制御スピーカーを開発中との報道

サムスンは独自の音声制御デバイスを開発中だ。(GeekWire Photo)
モニカ・ニッケルズバーグ著

毎日、新たなテクノロジー界の巨人がスマートスピーカーを開発している。
ウォール・ストリート・ジャーナルの新しい報道によると、サムスンはAmazon Echo、Google Homeなど、今後数か月から数年の間に発売されるであろう他のデバイスに対抗するため、独自の音声制御ホームスピーカーの開発に取り組んでいるという。
サムスンのスピーカーに関する詳細や、いつ市場に登場予定かはほとんど明らかにされていないが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、このデバイスは Bixby を搭載すると伝えている。
アマゾンのアレクサやアップルのシリに対するサムスンの回答であるビックスビーは、同社が拠点を置く韓国では利用可能だが、英語版はまだ開発中だ。
一方、アリババ、アップル、マイクロソフトなどの他のテクノロジー企業も、アマゾンやアルファベットに対抗するため独自のスマートスピーカーを開発している。
マイクロソフトの場合、今日のサムスン買収のニュースは、しばしば緊張関係にある両テクノロジー大手にさらなるプレッシャーをかけることになる。マイクロソフトは、レドモンドのソフトウェア企業ハーマン・インターナショナルと、同社が近日発売予定のスマートスピーカー向けの音声制御技術の開発契約を締結した。その後、サムスンはハーマンを買収した。
各テクノロジー大手が、将来の家庭、自動車、その他のモノのインターネット(IoT)を活用した空間の音声制御オペレーティング システムを目指して競争を激化させている。