
アマゾンは地元との関係改善を目指し、シアトル当局との会談を予定
アマゾンは地元との関係改善を目指し、シアトル当局との会談を予定

アマゾンのシアトル本社ビルの間からスペースニードルが見える。
(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)
モニカ・ニッケルズバーグ著

(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)
GeekWireが入手した招待状のコピーによると、「Amazonはシアトル市政府のリーダーたちを非公開会議に招待し、今後の課題と機会について議論する予定です」とのことだ。この「円卓会議」は2月9日にAmazonシアトル本社で開催される。
この会合は、シアトルの政治家が10月にアマゾンに送った書簡への返答として行われたもので、両社の関係を「刷新」することを求めていた。シアトル当局が最初の書簡を送ったのは、アマゾンが北米の別の都市に第2本社を設立する計画を発表した数週間後のことだった。
「地元紙のコメントからであれ、異なる見解や立場を持ち、協力的とは言えない選出議員からのコメントからであれ、コミュニティからは矛盾したメッセージが届いています」と、市の当初の書簡には記されている。「誰にとっても良い印象は残らないでしょう。」
この書簡にはシアトル市議会議員5名とワシントン州議会、キング郡議会、シアトル港などの代表者が署名した。
アマゾンの急速な成長と歴史的に秘密主義的な企業文化は、一部の市当局者や、テクノロジーブームの波に押しつぶされそうになっているシアトル市民から批判されてきた。アマゾンの第2本社の選定はこうした緊張をいくらか高めたが、同時に両者が交渉のテーブルにつき、より良い関係を築くための努力を促したようだ。
2月9日の会議にアマゾンと市当局から誰が出席するかは不明です。議論に先立ち、任意参加のアマゾンキャンパスツアーが実施されます。