
グーグル、シアトル地域に巨大な新オフィスリースで注力
ナット・レヴィ著

報道によると、グーグルはワシントン州ベルビューのオフィスビルで大規模な賃貸契約を締結し、同時にシアトルのアマゾンの敷地内に建設中の巨大なキャンパスの大規模な拡張に着手したという。
ピュージェット・サウンド・ビジネス・ジャーナル紙によると、グーグルはベルビューにある「ワン・トゥエルフス・アット・トゥエルフス」というビルの8万平方フィート(約7,600平方メートル)を借り入れ、さらに3万平方フィート(約2,800平方メートル)の賃借を計画している。このニュースは、グーグルがシアトルのサウス・レイク・ユニオン地区(アマゾン本社のすぐ北)に建設中の新オフィスキャンパスに3棟目の区画を追加すると発表した1週間強前に報じられた。
サウスレイクユニオンの新棟の規模は不明ですが、シアトル市に提出された以前の許可申請では、12階建て、322,000平方フィートの建物を建設する計画が示されています。この規模の新棟を、現在建設中の607,000平方フィートの敷地に加えると、将来のGoogleキャンパスの面積は約930,000平方フィートになります。
これらの動きは、今後数年間でシアトル地域のGoogle社員数が大幅に増加する可能性を示唆しています。わずか数か月前、同社はシアトル地域で約3,000人の社員が働いていると発表していました。
グーグルの新たなリース契約は、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く同社の急成長のさなかに締結された。グーグルの親会社であるアルファベットは、6月末時点で従業員数が前年同期の7万5606人から8万9000人を超え、四半期売上高は26%増の327億ドルに達した。
シアトルの新キャンパスは、最新の建物が以前の許可を反映していれば、4,500人から6,000人以上の従業員を収容できる可能性があります。報道されているベルビューのオフィス賃貸契約と、ワシントン州カークランドにある375,000平方フィートのキャンパスを合わせると、複数のオフィスで7,000人から9,000人程度を収容できる可能性があります。
Googleは、現在大きな存在感を示しているシアトルのフリーモント地区でも積極的にスペースを借り入れており、また、Tableau SoftwareとWave Broadbandも主要テナントとして入居しているカークランドのKirkland Urbanというプロジェクトで、Googleが大きなスペースを借りる候補として長年噂されてきました。