
BigShot DJのアリ・ダニアリと電車で4分
ジョン・クック著

編集者注:GeekWireチームは、今週バンクーバーで開催されているGROWカンファレンスの一環として、火曜日の夜にポートランド、シアトル、バンクーバー(BC州)を結ぶ「Geeks on a Train」の旅に参加しました。旅の途中で、参加者の方々と4分間の短いインタビューを行い、様々なテクノロジーの話題について語り合いました。今回は、シアトルの起業家でDJ のアリ・ダニアリ氏 にお話を伺いました。
今、テクノロジー分野で最もワクワクしていることは何ですか?「間違いなくモバイル分野です。それからクラウドコンピューティングも。この2つが私にとって最も興味深い分野です。モバイルの進化のスピードは間違いなく刺激的で、開発を続けるモチベーションになっています。」
今日はなぜ電車に乗るんですか? 「シアトルでいつも一緒にいるような人たちと、もっと大人数の集まりで過ごしたいんです。カンファレンスも良さそうなので。それに、カンファレンスでボランティアとして写真撮影もやっています。」
iPhoneをお持ちですか?それともAndroidですか?「iPhone 4sですが、実はiOS6を使っています。」
たくさんのアプリが入っていますが、お気に入りのアプリは何ですか? 「私は音楽が大好きで、8tracksがお気に入りです。 次にランニング時に使っているBluetooth心拍モニターはWahoo製です。これが素晴らしいのは、サイクリングでもランニングでも、すべてを記録してくれることです。Stravaなどのサイトにアップロードすれば、消費カロリーなど、様々な統計情報が得られます。」
あなたは「DJガイ」だと思っています。今もDJをしていますか?スタートアップもやっていますか? 「ええ、イベントでDJをしています。実はBigShotDJというスタートアップに取り組んでいて、今はちょっと後回しにしてて、Bio.DJというプロジェクトに取り組んでいます。DJのプロフィール、高速検索、そしてDJに関するあらゆる情報を提供するウェブサイトです。MTVやBeatportがやっているような感じですが、もっと独立しています。」
音楽業界は破壊的な変化の真っ只中です。音楽業界の現状をどう見ていますか? 「ようやくこの分野にイノベーションが生まれつつあると感じています。Ziibra(シアトルのスタートアップ)をはじめとする多くのスタートアップが、この分野に破壊的な変化をもたらしています。ようやくその波が到来し、ライセンス問題によって多くのチャンスが失われていくでしょう。私はlive.turntable.fmのスタートアップで働き、その波に少し乗っていました。」
Turntable.fmはどうなったんだ?「いくつかあったんだけど、ライセンス団体と大きな契約を結んだんだ。それから、曲のフィンガープリンティングを始めたから、一致しないと好きなだけアップロードできなくなった。それに、競合他社(plug.djなど)みたいにAPIを公開しなかった。自分にとって次の大きな目標は何だろうと考えていて、Bio.djがそのきっかけになればいいなと思っている。」
前回:電車で4分…Microryzaのデニー・ルアン…電車で4分…ポートランドのスタートアップの第一人者、PIEのリック・トゥロツィ
火曜日の旅にも同行していたGeekWireのMikey Tomがこのインタビューを書き起こした。