Vision

ホワイトハウスは、ボーイングが赤、白、青のエアフォースワンジェット機に39億ドルを受け取ると発表

ホワイトハウスは、ボーイングが赤、白、青のエアフォースワンジェット機に39億ドルを受け取ると発表

アラン・ボイル

エアフォースワン
ドナルド・トランプ大統領は2018年4月、フロリダ州キーウェストで大統領専用機エアフォースワンから降りた後、政府関係者や軍将校に敬礼した。(ホワイトハウス写真/シーラ・クレイグヘッド)

ホワイトハウスは、ボーイング社が大統領専用機エアフォースワン2機を39億ドルで納入する確定固定価格契約を米空軍から勝ち取ったことを確認した。推定40億ドルという価格が当時大統領に選出されたドナルド・トランプ氏にとって悩みの種となってから1年半以上が経っていた。

そしてトランプ氏は、これらは異なる色のジェット機になるだろうと述べている。

ホワイトハウス報道官サラ・ハッカビー・サンダース氏は本日の声明で、契約が火曜日に正式に締結されたと述べた。声明ではまた、当初提案された53億ドルのコストプラス契約と比較して、今回の契約により14億ドル以上のコスト削減が実現したとも主張した。

「ドナルド・J・トランプ大統領は、現存するエアフォースワン2機の代替コストを最小限に抑える必要性を強調してきた」と声明は述べている。「昨日の措置はその目的を達成するものであり、大統領の軍へのコミットメントと納税者のお金を守る姿勢を反映している。」

実際には、エアフォースワン代替プロジェクトの価格は曖昧だった。

2016年12月、トランプ大統領はツイートで「コストが制御不能で40億ドルを超えている」と不満を述べ、プロジェクトの中止をちらつかせた。これを受け、ボーイング社のデニス・ムイレンバーグCEOは、コストを40億ドル以下に抑えるという「個人的な約束」をトランプ大統領に伝えた。会談中、ムイレンバーグCEOはトランプ大統領に、22億8000万ドルという低価格の選択肢を提示したと報じられている。

コスト削減策の一つは、ロシアの航空会社向けに予約されていたが、同航空会社が倒産したため保管せざるを得なかったボーイング747-8型機2機を採用することだった。

この2機は、現在31年が経過しているエアフォースワンのジェット機を置き換えるものとなる(747型機の標準的な設計寿命は30年)。大規模な改修後、任務遂行可能なジェット機は2024年までに納入される予定だ。

トランプ大統領はインタビューで、CBSニュースに対し、新型エアフォースワンのカラースキームは従来の白とパウダーブルーから変更されると語った。

「赤、白、青になるだろう。それが適切だと思う」とトランプ氏は語った。

「デザインをご覧になりましたか?」とCBSの司会者ジェフ・グローアが尋ねた。

「私はその設計に協力した」とトランプ氏は答えた。