
マイクロソフト、クラウドライバルのDropboxとOffice統合で提携
テイラー・ソパー著
Microsoft と Dropbox は本日、Dropbox ユーザーが Web、スマートフォン、タブレット版の Microsoft Office を使用しながらクラウドベースのファイルにアクセスできるようになる重要なパートナーシップを発表しました。
Dropbox と Office の両方を使用しているユーザーは、Dropbox から直接 Office ファイルを編集し、デバイス間で同期できるほか、Dropbox の共有機能を使用して Office ファイルを共有することもできます。
Microsoft とその OneDrive クラウド ストレージ サービスが、350 億以上の Office ファイルを管理するという Dropbox と直接競合していることを考えると、この組み合わせはやや意外なものです。
「モバイルファースト、クラウドファーストの世界では、人々はデバイスやプラットフォームに関わらず、より簡単に作成、共有、そして共同作業を行う方法を求めています」と、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏はブログ投稿で述べています。「マイクロソフトとDropboxは共に、お客様一人ひとりの生活や仕事の中心となる柔軟なツールを提供していきます。」
DropboxとOfficeの連携機能は、今月下旬にiOSおよびAndroid版Officeアプリの次期アップデートで利用可能になります。DropboxのウェブサイトおよびOffice Onlineのウェブユーザーは、来年初めにこの機能を利用できるようになります。Dropboxは、Windows PhoneおよびWindowsタブレットユーザー向けの新アプリを「今後数か月以内」にリリースすると発表しました。
Microsoft はまた、Dropbox for Business のユーザーがこの新機能にアクセスするには Office 365 サブスクリプションが必要であると指摘した。