
エクスペディアがアリスに2,600万ドルを投資、ホスピタリティテクノロジースタートアップの過半数株式を取得
エクスペディアがアリスに2,600万ドルを投資、ホスピタリティテクノロジースタートアップの過半数株式を取得

エクスペディアのベルビュー本社。 (ギークワイヤーの写真)
モニカ・ニッケルズバーグ著

Expediaは本日、ホテルの運営管理と宿泊客とのコミュニケーションを支援するテクノロジー企業Aliceに2,600万ドルの投資を発表しました。この投資により、Expediaはニューヨークに拠点を置くこのスタートアップ企業の筆頭株主となります。
調達した資金は、客室からリクエストを送信できるアプリや、スタッフが業務やシフトを調整するために使用するホテル管理システムなど、アリスの製品開発に充てられる。ワシントン州ベルビューに拠点を置くエクスペディアは、アリスのシリーズB投資ラウンドの唯一の投資家である。
エクスペディアの成長戦略は、他の旅行ブランドの買収と投資に依存しています。同社はトリバゴ、オービッツ、ホームアウェイなどの企業を買収し、ルーム77やシルバーレールといったスタートアップ企業にも投資しています。
今回の投資とそれに伴う過半数株式の取得はエクスペディアにとって大きな動きではあるものの、エクスペディアCEOのダラ・コスロシャヒ氏の退任をめぐるメディアの騒ぎに比べれば、その重要性は小さく見える。ウーバーは昨夜、コスロシャヒ氏が同社の新最高経営責任者に就任したと発表した。
ExpediaとAliceの金銭的な関係は、2015年の株式投資にまで遡ります。今回の資金調達により、Aliceの調達総額は3,900万ドルに達しました。