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Skype、シリア電子軍の攻撃でユーザーデータは盗まれなかったと発表

Skype、シリア電子軍の攻撃でユーザーデータは盗まれなかったと発表

ブレア・ハンリー・フランク

スカイプスカイプのソーシャルメディアのサイトとブログが昨日ハイジャックされ、バッシャール・アル・アサド政権に忠誠を誓うハッカー集団「シリア電子軍」がこの攻撃の責任を負っている。

同グループは、スカイプの親会社であるマイクロソフトが米国政府にユーザーデータを販売しているという非難を含む多数のメッセージを同社のブログ、ツイッターアカウント、フェイスブックページに投稿した。

ソーシャルメディアへの投稿はその後削除され、Skypeはブログをオフラインにしました。同社はTwitterアカウントへの投稿で、攻撃者はユーザーの機密データにアクセスできなかったと述べましたが、攻撃者の主張については言及しませんでした。

本日、弊社のソーシャルメディアが標的となったことにお気づきかと思います。ユーザー情報の漏洩はありませんでした。ご不便をおかけして申し訳ございません。

— Skype (@Skype) 2014年1月2日

SEAの主張は、エドワード・スノーデン氏がリークした文書を想起させる。スノーデン氏は、NSAがSkype通話を盗聴し、HotmailとOutlook.comのユーザーデータを米国政府に公開していたと主張している。マイクロソフトは、裁判所命令で要求された場合にのみデータを公開したと述べている。

攻撃者がどのようにしてこれらすべてのアカウントにアクセスできたのか、詳しい情報を得るために Skype に問い合わせており、返答があればこの投稿を更新します。

更新:  SkypeはGeekWireに対し、メールで以下の声明を発表しました。「先日、Skypeのソーシャルメディアアカウントへのアクセスにつながる標的型サイバー攻撃を確認しましたが、認証情報はすぐにリセットされました。ユーザー情報の漏洩はありませんでした。」