
元Skype CEOトニー・ベイツ氏がカメラメーカーGoProに入社
元Skype CEOトニー・ベイツ氏がカメラメーカーGoProに入社

マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏とSkypeのトニー・ベイツ氏。
ジョン・クック著

元 Skype 幹部のトニー・ベイツ氏は、今年初めにマイクロソフトのトップの座を逃したが、GoPro の社長に就任する。
ベイツ氏を含む今回の任命は、ゴープロが新規株式公開(IPO)を申請してからわずか数週間後のことだった。ゴープロは黒字経営をしており、昨年の売上高は9億8,600万ドルに達した。
ベイツ氏はマイクロソフトのCEO候補の最終リストに名を連ねていたが、2月にサティア・ナデラ氏に取って代わられた。
マイクロソフトで事業開発、戦略、伝道活動を担当していたベイツ氏は翌月退社した。
GoProはまた、ドルビーラボの会長ピーター・ゴッチャー氏を取締役に任命した。
「トニーとピーターという経験豊富なテクノロジーのベテラン2人がチームに加わることを大変嬉しく思います」と、CEOのニコラス・ウッドマン氏は声明で述べた。「トニーはGoProの社長として、当社の中核事業に加え、急成長を遂げているGoProのメディア事業の拡大に注力していきます。」
GoPro は 2002 年にウッドマンによって設立され、以来、冒険スポーツ活動の撮影に使用されるヘルメット搭載型カメラの大手プロバイダーとして成長してきました。
マイクロソフトは、ベイツ氏がCEOに就任した翌年の2011年に、メッセージングアプリケーション「Skype」を85億ドルで買収した。