
急成長中のUIEvolutionがコネクテッドデバイスソフトウェアプラットフォーム向けに1,020万ドルの大規模資金調達を実施
テイラー・ソパー著

UIEvolution は、接続デバイスのエンタープライズ ソフトウェア プラットフォームの成長をサポートするために、多額の投資ラウンドを実施しています。
カークランドを拠点とする同社は、より大きな資金調達ラウンドで1,020万ドルを調達したと、CEOのクリス・ラフ氏が本日GeekWireに対して確認した。
UIEvolution は、この資金を活用して、自動車、ホスピタリティ、クルーズ、小売業界の Fortune 1000 企業が、車内やホテルの客室内などで、自社の顧客にカスタマイズ可能なコネクテッド エクスペリエンスとサービスを提供できるように支援するソフトウェアの開発を継続します。
「UIEvolutionにとって2015年は素晴らしい年でした」とラフ氏は語った。
利益を上げている同社は、過去1年間にDIRECTVなどのケーブル会社、Holland Americaなどのクルーズ会社、トヨタやフォードなどの自動車大手といくつかの提携を結んだ。

「当社は、お客様が車を運転しているとき、ホテルの部屋に滞在しているとき、ショッピングモールを訪れているときなど、外出中にもお客様とその顧客がつながることができるエンタープライズ ソフトウェア プラットフォームを提供しています」とラフ氏は述べた。
UIEvolutionは成長を支えるため、2015年に60人の従業員を増員し、現在では世界中で約200人の従業員を擁しています。そのうち約110人はカークランドに拠点を置いています。ラフ氏は、今回の新たな資金は世界規模での販売と製品サポートの拡大にも活用され、2016年には従業員数が300人に達すると見込んでいると述べています。
この資金の一部は、水素社会の実現に役立つ技術を開発する企業に投資するためにスパークス・グループ、トヨタ、三井住友銀行によって昨年11月に設立された未来創生ファンドからUIEvolutionが受け取った500万ドルの投資によるものである。
UIEvolutionは、Windows 95の設計者、中島聡氏によって15年前に設立され、2004年にスクウェア・エニックスに買収され、その後3年後に独立企業として再出発するなど、幾度となく成功を収めてきました。しかし、数十年前の技術に代わるコネクテッドエクスペリエンスを求めるクライアントのニーズに応えるべく、同社は新たなマイルストーンを達成し続けています。
「長年にわたり、堅実な会社を経営してきました」とラフ氏は述べた。「しかし今、IoTとコネクテッドカーの爆発的な成長により、非常に順調に成長しています。」