
アマゾンは記録的なホリデーシーズンに世界中で「数千万台」のAlexaデバイスを販売
トッド・ビショップ著

電子商取引大手アマゾンの新しいレポートによると、同社のAlexa音声アシスタントは2017年のホリデーショッピングシーズン中に臨界点に達した可能性がある。
Amazonは今朝、ホリデーシーズン後初の決算発表で、ホリデーシーズン中に世界中で「数千万台」のAlexa対応デバイスを販売したと発表した。具体的な数字は明らかにしていないが、昨年のAlexa対応デバイスの販売台数がわずか「数百万台」だったことを考えると、大幅に増加しているようだ。
これは、シアトルに拠点を置くeコマース大手Amazonにとって、またしても大ヒットのホリデーシーズンとなりそうなニュースの一つだ。同社によると、ホリデーシーズン中の特定の1週間だけで、400万人以上が無料トライアルまたは有料会員を通じてAmazonプライムに登録したという。
ホリデーシーズンの実際の業績は、来月発表される第4四半期決算まで公表されないものの、今回の発表はAmazonが自社デバイスの販売で特に好調であったことを明確に示している。同社によると、Echo DotとAlexa対応音声リモコンを搭載したFire TV StickはAmazonデバイスで最も売れた製品であり、「Amazon全体で、あらゆるカテゴリー、あらゆるメーカーの製品の中で最も売れた製品」だったという。
同社によれば、Echo Spot、Echo Dot、Echo Buttons はホリデーシーズンに向けてすべて完売したという。
Amazonは、音声アシスタントとスマートスピーカーの家庭用市場において、Googleアシスタント、Apple Siri、Microsoft Cortanaといった他社を早期にリードしました。AmazonはAlexa対応のEchoデバイスのファーストパーティ製品ラインナップを刷新したほか、Alexaを製品に搭載するサードパーティデバイスメーカーの増加も追い風となっています。