
今週のアプリ: ゴーストを追い越して、無限にスクロールするパックマンのアップデートで不具合を修正
ジェームズ・リズリー著
パックマンが得意な方なら、レベル256のバグをご存知かもしれません。ゲームのコーディング上の制約により、初代パックマンではレベル256に到達すると、画面の半分が文字化けした英数字で埋め尽くされ、クリアできないレベルになってしまいます。このバグは、iOSとAndroid向けに配信されているクラシックアーケードゲームのエンドレスバージョン、パックマン256における新たな敵です。
パックマン256では、パックドットをかじったり、フルーツを食べたり、パワーペレットを使ってゴーストを倒したりしながら、追いかけてくるゴーストたちと戦わなければなりません。しかし、プレイヤーは他にも、ステルス(ゴーストからパックマンが見えなくなる)やレーザー(触れたゴーストを蒸発させる)など、豊富なパワーアップを発動できます。パワーアップはパワーペレットのようにボード上に出現し、プレイヤーがゲームを進めるにつれて新しいパワーアップがアンロックされます。
プレイヤーは、ボードの下部から徐々に侵食されていくグリッチから逃れるため、無限に続く3Dボードを進んでいく。パックマンはゴーストを避け、ペレットを集め、生き残りながら、常に上へと進んでいかなければならない。プレイヤーが死んでしまった場合、一度限りのライフセーバーを発動できるが、クレジットが必要となる。そして、モバイルゲームの悩みの種であるアプリ内購入について触れておきたい。
フリーミアムゲームであるため、ゲームプレイにはいくつか面倒な点があります。ゲームのインスピレーションとなったアーケードゲームを再現するため、プレイヤーはゲーム開始時に6クレジットしか所持しておらず、リスタートやライフセーバーは1回につき1クレジット消費します。7.99ドルで無制限にクレジットを入手するか、5分から10分待つことで1クレジットが回復します。
ゲーム内にはコインもあり、これを使ってパワーアップをアップグレードすることで、持続時間を延ばしたり、パワーを増強したりできます。コインダブラーを4.99ドルで購入することで、ゲーム内通貨をさらに獲得できます。
『パックマン』の権利保有者であるバンダイナムコエンターテインメントは、 『クロッシーロード』の開発元であるゲームスタジオHipster Whaleに本作の開発を依頼しました。両作品のスタイルは似ており、プレイヤーはブロック状の3Dマップを上下左右に動き続ける必要があります。しかし、パワーアップアイテムを集める楽しさと『パックマン』にまつわるノスタルジアにより、このグリッチベースのゲームははるかに中毒性が高く、取り組みやすいものとなっています。