
WWDC: AppleがMacとiOS向けの新しいプログラミング言語「Swift」を発表
ブレア・ハンリー・フランク著
Apple の開発者たちは、ツールボックスに新しいツールを追加しました。
本日、Appleはすべてのデバイスで動作する新しいプログラミング言語「Swift」を発表しました。Swiftは、AppleがMacとiOS向けアプリの開発に使用してきた由緒ある言語であるObjective-Cの後継です。SwiftはCocoaとCocoa Touchを完全にサポートしているため、開発者はiPadとiPhone向けのアプリを開発できます。
Apple は過去 20 年間 Objective-C を使用してきましたが、同社とその開発者に対しては良い対応をしてきたものの、由緒あるこの言語は時代遅れになり始めています。
Swift は、Apple が Objective-C に使用しているのと同じ LLVM コンパイラを使用しているため、開発者は Objective-C、Swift、C コードをすべて同じプログラムで実行でき、多くの改善がもたらされます。
Swiftでは、「Playgrounds」を使ってコーディングするとリアルタイムのフィードバックが得られるため、アプリケーション内で何が起こるかを正確にテストできます。また、Playground内では時間を制御できるため、瞬間ごとに何が起こるかを確認することも可能です。
このニュースは、開発者が他の iOS アプリケーション用の拡張機能を構築できるようにする新しいツールや、Swype などのサードパーティ製キーボードのシステム全体のサポートなど、開発者向けの他の多くの発表とともに発表されました。
開発者は本日から iBooks から新言語のガイドをダウンロードできるようになり、Apple が iOS 8 と OS X Yosemite をリリースした日に新言語を使用したアプリを提出できるようになります。