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デイヴィッド・ジュリアーニ氏が再び攻撃、クラリソニックをロレアルに売却

デイヴィッド・ジュリアーニ氏が再び攻撃、クラリソニックをロレアルに売却

ジョン・クック

デビッド・ジュリアーニ氏は、電動歯ブラシメーカーのソニケアの売却で既に成功を収めている。そして今、シアトルの起業家である同氏は、皮膚洗浄デバイス「クラリソニック」のメーカーであるパシフィック・バイオサイエンス・ラボラトリーズで再び成功を収めたようだ。

化粧品大手ロレアルUSAは本日、ジュリアーニ氏のパシフィック・バイオサイエンス・ラボを買収することで合意したと発表しました。買収条件は明らかにされていませんが、同社の初期投資家にとって良い結果となったと聞いています。

クラリソニックは2001年に設立され、2004年に発売されました。超音波振動ブラシで肌の乾燥、汚れ、化粧品の残留物を取り除きます。皮膚科医、美容整形外科、スパ、小売店、テレビのインフォマーシャルなどを通じて販売されています。

レドモンドに本社を置く同社は300人の従業員を擁し、昨年の売上高は1億500万ドルでした。

「ロレアルは、クラリソニックの事業に強力なマーケティング、流通、そして研究開発の相乗効果をもたらします」とジュリアーニ氏は声明で述べています。「ロレアルは、創意工夫と品質へのこだわりという私たちのビジョンを共有しています。両社の力を合わせることで、クラリソニックは、あなたの肌の未来を変える力を提供するという世界的なミッションを迅速に達成できると確信しています。」

ロレアルUSAの社長兼CEOであるフレデリック・ロゼ氏は、今回の買収を「ロレアルにとって戦略的な買収」と呼んだ。同社はクラリソニックブランドとレドモンド事業を維持する予定であり、ロゼ氏はレドモンド事業を同社の「イノベーションの中心地」へと発展させていくと述べた。

興味深いことに、ジュリアーニ氏はベンチャーキャピタルからの資金調達を一度も行わず、エンジェル投資家からの資金だけで同社を1億ドル以上の収益にまで成長させた。