
Tモバイルは170万人の顧客を獲得し、スプリントとの合併は「2020年初頭」に完了すると予想している。
トッド・ビショップ著

Tモバイルは第3四半期に純増顧客数が170万人を超え、26四半期連続で100万人以上の純増となり、顧客数は合計8,420万人となり、より大きなライバルであるAT&Tとベライゾンに追いつこうとしている。
ワシントン州ベルビューに本社を置くこの携帯電話事業者は、総売上高が2%増の111億ドルとなり、ウォール街のアナリスト予想113億ドルを下回った。しかし、利益は9%増の8億7000万ドルとなり、1株当たり利益は1.01ドルとなり、アナリスト予想の96セントを上回った。
Tモバイルは、四半期をまとめた投資家向けファクトブックの中で、スプリントとの合併が「2020年初頭に完了することが認められるだろう」と予想していると述べた。
Tモバイルのジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)は投資家との電話会議でこの声明を繰り返し、同社はスプリントとの合併を阻んでいる残る法的ハードルを解決するために州司法長官との協議に引き続き前向きであり、一部の州司法長官と協議を行っていると述べた。

連邦通信委員会は今月、米国司法省に加わり、2018年4月に当初発表されていた合併を承認した。
買収完了には予定より時間がかかったものの、レジェール氏は「明るい兆しは、今後の統合に向けた準備に十分な時間があったことだ」と述べた。同社は「詳細な統合計画」を準備しており、その中には「買収完了後すぐに」スプリントの2.5GHz帯無線周波数帯を導入する戦略も含まれている。これは、スプリントの無線容量を活用してTモバイルのネットワークを強化するという計画の重要な部分だ。
スプリントとTモバイルは、両社の合併により、新興の5Gワイヤレスサービス市場において、ベライゾンやAT&Tとの競争においてより積極的になれると主張している。現在、両社のワイヤレス顧客数はTモバイルの約2倍である。
Tモバイルは、スプリントとの合併後もベルビュー本社を維持し、スプリントの本拠地であるカンザス州オーバーランドパークに第2の拠点を置く計画だと述べた。
T-Mobile は本日、州および地方の緊急対応員とその家族向けに設計された新しい料金プラン、Magenta First Responder も発表しました。
電話会議のライブストリームを以下でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=OElSt2QERdo&feature=youtu.be