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グーグルのシュミット氏:マイクロソフトのSurfaceは「製品がうまく機能すれば」意味を持つ可能性がある

グーグルのシュミット氏:マイクロソフトのSurfaceは「製品がうまく機能すれば」意味を持つ可能性がある

トッド・ビショップ

グーグルの会長エリック・シュミット氏は今夜ニューヨークでウォール・ストリート・ジャーナルのウォルト・モスバーグ氏とAllThingsDのカラ・スウィッシャー氏とのインタビューで、マイクロソフトに関するお決まりのジョークを飛ばしたが、今回の彼のターゲットの1つは新たなもの、マイクロソフトのSurfaceタブレットコンピュータだった。

インタビュー中のある時点で、モスバーグ氏はSurfaceの近々発売されることに触れ、マイクロソフトがコンピューターハードウェアを作るという決断の意味についてシュミット氏に意見を求めた。

「これは歴史的な瞬間ではないでしょうか?」とモスバーグ氏は尋ねた。

「製品が機能すればそれは大きな意味を持つ」とシュミット氏は語った。

これは、今年初めに新デバイスを発表した際に、マイクロソフトがジャーナリストに実際に稼働中の Surface ユニットをじっくりと触る機会を与えなかったという事実に言及したものと思われる。

Google は自社の Nexus 7 を含む Android タブレットを通じて、ある意味で Surface と競合することになるだろう。

インタビューの別の場面で、モスバーグ氏はシュミット氏に対し、なぜマイクロソフトを、彼が言うところの主要テクノロジープラットフォーム企業であるグーグル、フェイスブック、アップル、アマゾンの「4社組」に含めないのかと問い詰めた。

「彼らは本当に重要なプラットフォーム企業ではないのですか?」とモスバーグ氏はマイクロソフトについて尋ねた。

「この新しい製品群がどんな成果をあげてくれるのか、見てみましょう」とシュミットは答えた。「あなたはWindows 8をレビューして、その品質などを理解しています。私の知る限り、その分野では皆Macに移行しているので、それがどうなるか見守るしかありません。彼らは今、出遅れています。資金力があり、賢く、経営もしっかりしている企業ですが、私たちが話題にしている分野では、まだ最先端の製品を投入できていません。」

AllThingsD によるインタビューの要約はこちら、アーカイブビデオは下にあります。