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メリンダ・ゲイツ氏、トランプ大統領の移民問題発言を非難

メリンダ・ゲイツ氏、トランプ大統領の移民問題発言を非難

モニカ・ニッケルズバーグ

2017年12月、ワシントン大学でエド・ラゾフスカ大学教授とともに講演するメリンダ・ゲイツ。 (GeekWire 写真/ケビン・リソタ)

発展途上国で長い時間を過ごした経験を持つメリンダ・ゲイツ氏は、ドナルド・トランプ大統領のラテンアメリカやアフリカ諸国に関する発言は不適切でも正確でもないと考えている。

先週の移民問題に関する会議で、トランプ大統領はなぜこれほど多くの「クソみたいな国から来た人々」が米国に入国を許可されているのかと質問したと報じられている。フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、ゲイツ氏はこれらの発言を「あらゆる点で憂慮すべき」と述べた。

「この地球に生きる誰に対しても、そのような軽蔑的な言葉を使うべきではありません」とゲイツ氏は述べた。「私はいつもアフリカにいますが、私が見ている世界はそんなものではありません。信じられないほど起業家精神にあふれた人々が、わずかな収入で何とか暮らしているのを目にしています。」

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同議長として、彼女は様々な取り組みを監督しており、その多くはトランプ氏が非難したとされる国々の人々の社会的・経済的発展を支援するものだ。9月、同財団はトランプ政権による対外援助支出の削減の可能性の影響を分析した詳細な報告書を発表した。