Watch

アマゾン従業員向けの新しいバッジが白黒デザインをめぐって論争を巻き起こす

アマゾン従業員向けの新しいバッジが白黒デザインをめぐって論争を巻き起こす

テイラー・ソパー

アマゾン本社ツアー - サウスレイクユニオンアマゾンは従業員バッジのデザインを変更しているが、新しいデザインに誰もが満足しているわけではない。

シアトル・タイムズ紙は、アマゾンの青いバッジが、在職期間を強調し、また背景が黒色である新しい白黒デザインに置き換えられると報じた。この新しいデザインはアジア文化における葬儀の肖像画を彷彿とさせると考える一部の人々を苛立たせている。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、アマゾン社内のアジア系従業員の親和性グループが同社に対し懸念を表明し、同社はそのフィードバックに対応しているという。従業員は新しいバッジを受け取る義務はない。

GeekWire が問い合わせたところ、Amazon の広報担当者は、新しいバッジや今後の計画についての詳細は明らかにしなかった。

タイムズ紙によると、社員の標準アクセサリーであるバッジには、セキュリティを強化した「次世代」テクノロジーが採用され、フルネームの代わりにメールのハンドルの上にファーストネームのみが表示され、勤続年数をより目に見える形で示すよう設計されている。社員はそれぞれ、会社に5年、10年、15年以上在籍しているごとに異なる色でバッジを受け取る。

1年前、同じくシアトルを拠点とするテクノロジー大手のマイクロソフトも、従業員用バッジの大幅な再設計を実施した。バッジは現代的なデザインとなり、裏面にはマイクロソフトの新しいミッションステートメント「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」が追加された。