
Parallelsが2X Softwareを買収し、仮想デスクトップの提供を強化
Parallelsが2X Softwareを買収し、仮想デスクトップの提供を強化
トッド・ビショップ著
Mac、スマートフォン、タブレット上でWindowsが動作できるようにするソフトウェアで知られるParallels Inc.は、Google ChromebookでMicrosoft Officeを使用する機能など、モバイルデバイスを管理し、さまざまなオペレーティングシステムで仮想デスクトップとアプリを実行する技術を提供する2X Softwareを買収した。
両社によると、今回の買収はParallelsの既存のParallels DesktopおよびParallels Access製品を補完するものとなる。2Xの主力製品は、2X Remote Application Serverと2X Mobile Device Managementである。
「Parallels AccessとParallels Desktop製品の間には大きな相乗効果があり、2Xソリューションがもたらす可能性に期待しています」と、Parallels社長のジャック・ズバレフ氏は、この買収を発表するニュースリリースで述べています。「また、2Xの経験豊富で才能豊かなエンジニアと従業員のチームを歓迎し、彼らが当社に加わることで、最高のクロスプラットフォーム・ソフトウェア・ソリューションを今後も生み出していくことを期待しています。」
買収の金銭的条件は明らかにされていない。パラレルズはシアトル南部のワシントン州レントンに本社を置いている。欧州とオーストラリアにオフィスを持つ2Xは、米国事業の拠点をダラスに置いている。