
サクラメント・キングスはNBAの試合中にスタートアップのピッチコンテストを開催する。
テイラー・ソパー著
スタートアップ企業のピッチコンテストは世界中のさまざまな場所で開催されますが、起業家がビジネスアイデアを売り込む場所として最初に思い浮かぶのは、通常、NBA アリーナではありません。
しかし、サクラメント・キングスは、ベロシティ・ベンチャーキャピタルと共同で企画した新しいコンテスト「キャピタライズ」で、新たな境地を開拓しようとしています。4月5日にポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する実際の試合中に、キングスは4つのスタートアップ企業にアイデアをプレゼンテーションさせ、ファンはTwitterを通じてお気に入りの企業に投票することができます。
同チームは本日、「クラウドソーシングによる地元テクノロジースタートアップコンテスト」を主催する初のNBAチームであると発表した。
「NBAのプラットフォームを活用して、サクラメントの才能あるイノベーターや思想家を紹介したいと考えています」と、キングスのクリス・グレンジャー球団社長は声明で述べた。「最も優秀で聡明な選手たちは、1万7000人以上の審査員の前でプレゼンテーションを行い、それぞれのスタートアップを目標達成に近づけ、地域や世界中のコミュニティに影響を与える機会を得ることになります。」
サクラメントから75マイル以内にある新興企業がコンテストに応募でき、32社が選ばれ、Velocity Venture Capitalのサクラメントオフィスで地元の投資家とテクノロジー企業の幹部で構成される審査員団にプレゼンテーションを行う。
その後、上位4社のスタートアップは、キングスの「テックナイト」期間中にスリープ・トレイン・アリーナで再びピッチを行います。このイベントでは、まだオープンしていないゴールデン1センターについても宣伝を行います。ゴールデン1センターは、今年10月にオープンすると「世界で最もコネクテッドな」アリーナになると報じられています。最優秀スタートアップには賞金と、キングスの幹部やオーナーとの面談の機会が与えられます。
オーナーであり元IT幹部のヴィヴェック・ラナディヴ氏が率いるキングスは、ビットコインの受け入れからウーバーとの提携、ゴールデン1センター建設現場でのドローンまで、新技術の活用に関しては間違いなくNBAのトップチームの一つだ。