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ロケット・ラボはニュージーランドの複合施設で第2発射台の建設を開始した。

ロケット・ラボはニュージーランドの複合施設で第2発射台の建設を開始した。

アラン・ボイル

発射台1-B
ニュージーランドの第1発射施設の上部隅にロケット・ラボの第1-B発射台がある様子を描いた想像図。(ロケット・ラボのイラスト)

ロケット・ラボは本日、バージニア州の発射台を公式に開設した数日後に、ニュージーランドの元の本拠地にさらに別の発射台の建設を開始したと発表した。

  • LC-1発射台(発射施設1、パッドB)と呼ばれるこの新しい発射台は、2020年後半に完成予定です。ロケット・ラボ社によると、LC-1Bは打ち上げ頻度の増加、数日以内の連続ミッションの実施、そして迅速な呼び出し打ち上げに対応できる発射台を常に確保することを可能にします。ニュージーランドのLC-1発射施設の既存の発射台はLC-1Aとなります。
  • 第1発射施設は年間最大120回の打ち上げが認可されており、このペースには2つの発射台が必要です。バージニア州ワロップス島にある第2発射施設は、2020年初頭に空軍の衛星ミッションを皮切りに、年間最大12回の打ち上げに対応する予定です。
  • SpaceXと同様に、カリフォルニアに拠点を置くRocket Labも評価額10億ドルを超える「宇宙ユニコーン」企業とみなされています。SpaceXとは異なり、同社は打ち上げ市場のローエンドに特化し、330ポンドから500ポンドの範囲のペイロードに重点を置いています。Rocket LabのElectronロケットは、シアトルに拠点を置くSpaceflightを通じて手配される小型衛星打ち上げに最も好まれるロケットの一つです。