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何の音?IPOパイプラインが埋まっているのかもしれない

何の音?IPOパイプラインが埋まっているのかもしれない

ジョン・クック

(Flickr写真提供:Rennett Stowe)

シアトルではようやくIPOに動きが見られるようになりました。ImpinjとZillow.comが先月末に株式公開を申請しました。しかし、実は彼らだけではありません。アーンスト・アンド・ヤングのレポートによると、第1四半期末には125社がIPOパイプラインに名を連ねており、前年同期の80社と比べて大幅に増加しています。

テクノロジー分野は引き続き先頭を走り、27 社がパイプラインに存在し、14 社が新規登録されています。

もちろん、IPO市場は不安定な場合があります。そのため、これらの企業が実際に上場するか、上場したとしても好成績を収めるという保証は全くありません。ImpinjとZillowの場合、両社とも年間売上高が約3,000万ドルと比較的小規模です。

カリフォルニア州は25社の登録企業数で最も活発な州であり、次いでテキサス州(15社)、コネチカット州とフロリダ州(6社)となっている。アーンスト・アンド・ヤングのレポートによると、プライベートエクイティによる投資案件の急増と中国企業の参入が、パイプラインの拡大に貢献しているという。

パイプラインにある企業の15%はカナダのローン・パイン・リソーシズや中国のホーム・ローン・サービシング・ソリューションズなど外国企業である。

最も規模の大きいIPO提案企業3社(HCAホールディングス、キンダー・モーガン、ニールセン・ホールディングス)はいずれもプライベート・エクイティ会社の支援を受けており、株式市場で19億ドル以上の資金調達を目指している。

出典: アーンスト・アンド・ヤング米国IPOパイプライン調査