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『大乱闘スマッシュブラザーズ』が初週末で50万本近くを売り上げ、Wii Uの売上記録を更新

『大乱闘スマッシュブラザーズ』が初週末で50万本近くを売り上げ、Wii Uの売上記録を更新

ブレア・ハンリー・フランク

エントリー9-1Wii U は競合製品に比べると売れ行きがよくないかもしれないが、任天堂の忠実なファンにとってはそれは問題ではないかもしれない。

日本のゲーム会社の米国子会社は本日、Wii U用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ」が発売後最初の週末に米国で49万本以上を売り上げ、同期間における同ゲーム機向けゲームとしては最多の売り上げを記録したと発表した。

これは、最新の家庭用ゲーム機で大ヒット作を狙っていた任天堂にとって朗報だ。同社は前四半期に『マリオカート8』の本体およびソフト販売増により黒字を計上した。『マリオカート8』は、これまで『大乱闘スマッシュブラザーズ』が破っていた売上記録を保持していた。

それでも、このタイトルの成功は、Wii Uが直面している問題の重要な兆候でもあるかもしれない。任天堂のファーストパーティゲームはWii Uで好調な成績を収めているのに対し、サードパーティの開発者は同様の結果を出すのに苦労している。サードパーティタイトルの少なさが、Wii Uの比較的低い売上の主因かもしれない。発売からPS4やXbox Oneよりも1年長く発売されているにもかかわらず、Wii Uは販売台数でこれら2機種に遅れをとっている。