
報道:クアルコムのCOOがスティーブ・バルマー氏の後任候補に
ブレア・ハンリー・フランク著
続報:クアルコムがモレンコフ氏を次期CEOに指名、マイクロソフトCEOの座から撤退
マイクロソフトの CEO 選びに関する噂はもうすべて聞いたと思っていた矢先、今日、レドモンドの最高責任者の座をめぐって別の競争相手がいるかもしれないというニュースが飛び込んできて、また驚きました。
ブルームバーグの報道によると、クアルコムのCOOであるスティーブ・モレンコフ氏もCEO候補として検討されているという。これまでCEO候補の最終候補に挙がっていなかったモレンコフ氏の台頭は、フォードのCEOであるアラン・ムラーリー氏に対する取締役会の関心低下と関係があるかもしれない。
報道によると、次期CEOの最有力候補として広く噂されてきたフォードCEOは、技術経験の不足を理由に、ここ数週間マイクロソフト取締役会から疎んじられているという。さらに本日の報道によると、ムラーリー氏はフォード取締役会から将来の計画をより明確に説明するよう、より大きな圧力を受けることになるだろうという。
モレンコフ氏が確実に持っているものがあるとすれば、それは技術的な経験だ。彼は1994年にエンジニアとしてクアルコムに入社し、それ以来ずっと同社に在籍している。クアルコムでの彼の経験は、特にマイクロソフトが元ノキアCEOのスティーブン・エロップ氏をCEOに起用しないという選択をした場合、同社の急成長するモバイル事業の発展に貢献する可能性がある。
それでも、変わらないこともある。報道によると、マイクロソフトのクラウドサービス責任者であるサティア・ナデラ氏は、依然としてこのポストの最有力社内候補者だという。