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日本の貨物船が宇宙ステーションへ向かう

日本の貨物船が宇宙ステーションへ向かう

アラン・ボイル

日本のHTV打ち上げ
日本のH-IIBロケットが種子島宇宙センターの発射台から打ち上げられ、HTV-6号貨物船を宇宙に送り出した。(NASA TV)

本日、日本のHTV-6ロボット貨物宇宙船の打ち上げにより、国際宇宙ステーションへの重要な補給ミッションが順調なスタートを切った。

バスほどの大きさの宇宙ステーション補給機(HTV)は、日本南部の種子島宇宙センターからH-IIBロケットに搭載され、現地時間午後10時26分(太平洋標準時午前5時26分)に打ち上げられました。それから15分強後、HTV-6号機はロケットから分離されました。

12トンの貨物船が軌道上で宇宙ステーションに追いつくまでには4日かかります。最終ランデブーでは、乗組員がステーションのロボットアームを使って貨物船をハーモニーモジュールのポートに引き寄せ、係留します。

「こうのとり」の愛称で知られるHTVは、ISSの宇宙飛行士6機分の補給物資と機器を4.5トン以上搭載しており、その中には、太陽電池パネルで発電された電力を貯蔵するために現在使用されているニッケル水素電池に代わるリチウムイオン電池も含まれています。新しい電池は、来月の一連の船外活動中に搭載される予定です。

https://www.youtube.com/watch?v=np8luxKUPp8

ロシアのプログレス宇宙船の貨物輸送が打ち上げ失敗で行方不明になった直後の今回の輸送の成功は、特に歓迎されるものとなるだろう。スペースXのドラゴン宇宙船の輸送も9月の発射台事故により停止しているが、同社は1月に飛行を再開する予定だ。

NASAは、宇宙ステーションには十分な物資が備わっており、プログレス号の喪失にもかかわらず、乗組員は物資不足に直面していないと述べている。

HTV-6号機のISSへのランデブーの様子は、火曜午前1時30分(太平洋標準時)からNASA TVで放送開始予定です。ISSへの接続が完了すると、HTV-6号機は5週間以上ISSに接続され、その間に荷物の積み下ろしやゴミの回収が行われます。その後、大気圏再突入時に燃え尽きるまで解放されます。