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FAA、スペースXのロケット爆発事件を終結、ファルコン9衛星打ち上げを承認

FAA、スペースXのロケット爆発事件を終結、ファルコン9衛星打ち上げを承認

アラン・ボイル

スペースXファルコン9
2016年1月にヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたSpaceX社のファルコン9ロケットのフェアリングのクローズアップ写真。(NASA写真)

スペースXは、発射台の爆発による4か月の飛行停止の後、来週ファルコン9ロケットの飛行を再開する許可を得た。

この承認は、スペースX社がカリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から10基の先進的なイリジウム・ネクスト通信衛星を打ち上げるための打ち上げ許可を連邦航空局が本日発行したという形で行われた。

打ち上げは現在、月曜日の午前10時22分(太平洋標準時)に予定されているが、時間は天候に左右される。(1月8日更新: SpaceXは天候への懸念から、再打ち上げを1月14日に再スケジュールした。最新情報をご確認ください。)

またFAAは本日、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地で9月1日にファルコン9号と搭載衛星アモス6号が紛失した事件に関するスペースX社の報告書の結果を受け入れ、「調査を終了した」と発表した。

9月1日の爆発は、打ち上げ準備として実施されていた燃料充填試験中に発生した。スペースXは今週初め、爆発の原因はロケットの第2段液体酸素推進剤タンク内に設置されていたヘリウム圧力容器の破損にあると発表した。

同社によると、液体酸素が船体の内張りの層間に溜まり、炭素複合材製の外装と爆発的に反応したとみられる。スペースXは、今後の打ち上げでこの問題を回避するため、手順を変更したと発表した。

木曜日、スペースXはヴァンデンバーグ発射場でファルコン9に燃料を充填し、静的点火試験と呼ばれるリハーサルを無事に実施しました。この試験は、来週の打ち上げ許可発行を準備していたFAAにとって、間違いなく更なる安心感を与えました。

スペースXは9月1日の事故に関する調査結果を発表した際、打ち上げは日曜日に予定されていると発表していた。しかし、静止点火試験のスケジュール調整により、打ち上げは早くても月曜日に延期された。

ヴァンデンバーグ空軍基地における@SpaceX Falcon 9のホールドダウン発射が完了しました。来週の打ち上げに向けて全システムが準備完了です。

— イーロン・マスク(@elonmusk)2017年1月5日