
Valveは「つまらない教育ゲーム」に大きな期待を寄せている
トッド・ビショップ著
Steamビデオゲームプラットフォームを開発し、「Portal」や「Half-Life」といったヒットゲームを手掛けるベルビューのValve社は、中学生の物理学習を支援する新たな教育ゲームを開発中だ。これは同社の「Learn With Portals」プロジェクトから生まれたもので、約6週間後にリリースされる予定だ。
「我々は有言実行で、教師や生徒に提供できる、つまらないものではない教育用ゲームを開発しようとしている」と、ワシントン技術産業協会の TechNW 2011 イベントで本日講演者の一人であった Valve の共同設立者 Gabe Newell 氏は述べた。
「もし私たちの考えが正しければ、質の高い教育体験を提供できるはずです。もし間違っていたら、本当に恥ずかしい思いをすることになるでしょう」と彼は言った。「ゲーム開発者が教育について何か賢明なことを言うのか、あるいは少なくともValveが何か賢明なことを言うのか、6週間ほどでわかるでしょう。」
全体的な取り組みの詳細については、learnwithportals.com をご覧ください。
ニューウェル氏はその後、生徒がPortal 2のカスタムレベルを5分以内に構築することで、加速や摩擦などの原理を学習できるツールセットを提供する予定だと述べた。教師向けには、コンテンツの割り当て、進捗状況の追跡、アクセス制御などを行うための様々なカリキュラムツールも提供する予定だ。
Valve は、米国教育省が最近開始した教育技術イニシアチブ「Digital Promise」にも関与しています。