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シアトルのスタートアップ企業Zap Energyが磁石を使わない商用核融合炉建設に2,750万ドルを調達

シアトルのスタートアップ企業Zap Energyが磁石を使わない商用核融合炉建設に2,750万ドルを調達

テイラー・ソパー

(ザップエナジーの写真)

新たな資金調達: Zap Energyは、CEOのベンジー・コンウェイ氏によると「持続可能な世界のエネルギーの未来を実現する重要な要因の1つになる可能性がある」核融合炉の開発を促進するために、シリーズBラウンドで2,750万ドルを調達しました。

技術:  2017年に設立されたシアトルを拠点とするスタートアップ企業は、磁場ではなく、力によって引き起こされる流体の流れであるせん断流を利用してプラズマを安定化できる原子炉を開発しました。その構想は、低炭素の商用核融合エネルギーのコストを削減し、その実現までの道のりを短縮することです。

背景:  Zapの起源は、ワシントン大学とローレンス・リバモア国立研究所で行われた研究に遡ります。コンウェイ氏は以前、英国外務・英連邦省に勤務していました。彼はワシントン大学の航空学教授であるユリ・シュムラック氏と、同大学の工学研究名誉教授であるブライアン・ネルソン氏と共にZapを共同設立しました。

このラウンドはAdditionがリードし、Energy Impact Partners、GA Capital、Fourth Realm、Chevron Technology Ventures、LowerCarbon Capitalが参加しました。同社はこれまでに3,400万ドル以上を調達しています。