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アマゾンの純売上高は31%増の304億ドル、AWSは営業利益の56%を占める

アマゾンの純売上高は31%増の304億ドル、AWSは営業利益の56%を占める

トッド・ビショップ

アマゾン本社ツアー - サウスレイクユニオン

アマゾンの第2四半期の純売上高は31%増の304億ドルとなり、自社予測の上限に達し、1株当たり1.78ドルの利益でウォール街の予想を大幅に上回った。

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本日午後に発表された決算では、クラウドコンピューティング部門が引き続きアマゾンの収益性を押し上げたことが示された。アマゾン・ウェブ・サービスの営業利益は7億1,800万ドルで、これは同社の当四半期の営業利益12億9,000万ドル全体の56%に相当する。

トムソン・ロイターが調査したアナリストは、第2四半期の純売上高を295億5000万ドル(前年同期比27%増)、1株当たり利益を1.11ドルと予想していました。アマゾン自身も、第2四半期の純売上高を280億ドルから305億ドル、営業利益を3億7500万ドルから9億7500万ドルと予想していました。同社のプライムデーセールは四半期終了後に行われたため、これらの数字は最新の決算には含まれていませんでした。

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チャートはAmazonより。

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スクリーンショット 2016年7月28日 午後2時35分25秒

アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは同社の収益に関するプレスリリースでインドに重点を置いており、同社の長期的見通しにとって同国がいかに重要であるかを強調した。

「Amazonにとって、ここ数ヶ月は世界中で、特にインドでは忙しい日々でした。新たなAWSリージョンを立ち上げ、無制限送料無料のPrimeを導入し、Prime Videoを近日中に開始することを発表しました。Prime Videoでは、インドのPrime会員限定でAmazonオリジナルシリーズや映画を視聴でき、インドのトップクリエイターや才能が出演するオリジナルコンテンツも含まれています」とベゾス氏は述べた。「インドのチームは猛烈な勢いで開発を進めており、インドのお客様の温かい反応に大変感謝しています。」

記者との電話会議で、Amazonの最高財務責任者(CFO)であるAmazon.comのブライアン・オルサフスキーCFOは、同社の収益性向上は将来の成長に向けた投資先が枯渇しつつある兆候ではないかと問われた。オルサフスキー氏は、今年後半にデジタルコンテンツへの支出を倍増し、四半期中に18カ所(前年同期は6カ所)のフルフィルメントセンターを増設する計画を挙げ、答えは「ノー」だと答えた。

オルサフスキー氏は「当社の財務結果は、いかなる形であれ投資機会が枯渇しつつあることの兆候だとは考えていない」と述べた。