
アマゾンのラックスペースへの潜在的な投資は、クラウドの長年のプレーヤーを結びつけることになる
アマゾンのラックスペースへの潜在的な投資は、クラウドの長年のプレーヤーを結びつけることになる

GeekWire ファイル写真
トッド・ビショップ著

アマゾンがクラウドインフラおよびサービス企業への投資の可能性について協議中との報道を受け、ラックスペースの株価は今朝、一時19%上昇した。
ロイター通信は速報記事の中で、AmazonはRackspaceの少数株を取得する可能性があると報じた。交渉には1~2ヶ月かかる可能性がある。ブルームバーグ・ニュースはこの報道を確認し、AmazonとRackspaceはクラウドコンピューティング市場における長年のプレーヤーとして、パートナーであると同時に競合でもあると指摘した。
テキサス州サンアントニオに拠点を置くラックスペースは、2019年の売上高が24億ドル、純損失が1億230万ドルだったと報告している。アマゾンのクラウドコンピューティング部門であるアマゾンウェブサービスの同時期の純売上高は350億ドル、営業利益は145億ドルだった。
両社とも、潜在的な投資に関する報道についてはコメントしていない。ラックスペースは先月上場した。同社の株価は本日(本稿執筆時点)13%上昇し、18.74ドルとなっている。