
Amazon Web Services ユーザー向けの新しい、よりシンプルなサインイン エクスペリエンスが近日中に登場
トム・クレイジット著
Amazon Web Services は、ユーザーがアカウントにサインインする方法を簡素化し、これまで特定のユーザーに必須だった扱いにくい Web アドレスを廃止します。
AWSのジェフ・バー氏は月曜日のブログ投稿で、この変更を発表しました。この変更は、組織のアカウントへのアクセスポリシー設定を担当するAWS管理者に「近日」に展開されます。この新しいプロセスにより、新規ユーザーの設定がより迅速かつ容易になり、既存ユーザーにとってもよりシンプルになるようです。
現在、AWSサービスのIdentity and Account Management (IAM) ユーザーは、組織のAWSアカウントにリンクされたURLからログインする必要があります。このURLはモバイルデバイスで入力するには長くて面倒で、大量のメールの中で見失ってしまう可能性も高くなります。今回の変更により、IAMユーザーはアカウントIDまたはアカウントエイリアスを使用してマネジメントコンソールのホームページから直接サインインできるようになります。これにより、メールの受信トレイにサインインURLへのリンクがどこに隠れているかを覚えておくのにかかる時間が大幅に短縮されます。
これは、AWSが小規模企業のアーリーアダプター向けサービスという本来の目的を超えて拡大していることを示す、もう一つの兆候です。大企業のAWS管理者は、ユーザーがURLを紛失したり、新しいコンピュータに切り替えたり、あるいは固有のURLからのログインが困難になるような様々な状況下で、ユーザーログインの問題に対処するだけで多くの時間を費やしている可能性があります。
URL ベースのログイン方法を好む場合も、心配しないでください。この方法は廃止されることはありません。