
Amazon.comは、人間とのやり取りがほとんどないにもかかわらず、アメリカ人とつながっている
ジョン・クック著
最新のハリス世論調査による評判指数調査で最も興味深い点の 1 つは、ほとんどのアメリカ人が Amazon.com と物理的にほとんど関わりを持たないにもかかわらず、Amazon.com が自社のブランドを強化し続けているという点です。
Amazon.comは調査で昨年の8位から4位にランクアップした。
今年で13年目を迎えるこの調査では、米国人に国内で最も知名度が高い60社の評判を評価するよう求めている。
彼らの調査で Amazon.com について注目された点は以下のとおりです。
興味深いことに、実店舗を持たず、人間との交流も非常に限られているAmazon.comは、感情的な訴求力という側面で最高得点を獲得しています。これはAmazonの評判の中核となる強みです。顧客からの支持行動に関しては、Amazon.comをはじめとする複数の企業に対する信頼度は高いことが示されています。
レポートではさらに、回答者の71%が将来Amazon.comから「必ず購入する」と回答している(クラフトフーズでは70%、コカ・コーラでは64%)。また、64%がAmazon.comを他の人に推奨すると回答し、34%がAmazon株に「必ず投資する」と回答した(一方、マイクロソフトとコカ・コーラに投資すると回答した人は23%)。
Amazon.comは、本拠地シアトルでさえ、いささか謎めいた存在です。しかし、それでも同社はブランド力を強化し続けています。(シアトルでは、サウス・レイク・ユニオン地区に新本社を構え、食料品の宅配サービス「Amazonフレッシュ」も展開しているため、Amazonとの接点は以前より増えています。)
Appleは本調査でGoogleを抜き、トップの座を獲得しました。実際、Appleは13年間の調査史上最高得点を獲得し、6つのカテゴリーのうち4つでトップを獲得しました(下のグラフを参照)。
「複数の業界と良好な関係を築くことで、高いレピュテーション・エクイティを獲得する企業群が台頭しています」と、ハリス・インタラクティブのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼グローバル・コーポレート・レピュテーション・プラクティス・リードであるロバート・フロンク氏は述べています。「Apple、Google、Amazon.comといった企業は、複数の事業分野におけるイノベーションとリーダーシップを融合させることで、真の競争優位性を獲得しています。」