
マイクロソフト、Xbox 360パッケージの2年間の補助金モデルを廃止
テイラー・ソパー著
マイクロソフトは、2年間のXbox Live契約を結ぶことで割引価格で本体を購入できるXbox 360パッケージ プランの販売を終了した。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、マイクロソフトは過去2年間「試験的実験」として実施してきたこのキャンペーンを7月に終了した。このキャンペーンでは、ゲーマーはXbox Liveメンバーシップに2年間、月額14.99ドルを支払うことに同意すれば、Xbox 360とKinectを99ドルで購入できた。携帯電話会社が補助金付きの契約を提供するのと同様に、このキャンペーンがなければ、現在、Xbox 360とKinectの価格は249ドルとなっている。
WSJは、マイクロソフト社がこのパッケージディールによって、ゲーマーたちがXbox Oneやプレイステーション4といった次世代ゲーム機に乗り換える前に、Xbox 360の土壇場での売り上げを伸ばすことを期待していたと伝えている。マイクロソフト社は、11月22日に発売され小売価格が499ドルのXbox Oneについては同様のプランは提供していない。
Xbox Oneの販売台数は、11月15日に発売されたソニーのPS4に遅れをとっている。ソニーは最新の集計で、世界で600万台を販売し、1月の米国におけるXbox Oneの販売台数が倍増したと発表した。マイクロソフトは1月に販売台数を発表しており、当時は世界で390万台のXbox Oneを出荷したと発表していたが、販売台数は発表していなかった。
マイクロソフトは、火曜日に発売された人気SFシューティングゲーム「タイタンフォール」の発売で売上を伸ばそうとしている。バンドルといえば、レドモンドのソフトウェア大手である同社は先週、Xbox One「タイタンフォール」バンドルを発表した。Xbox One本体、Xbox Oneチャットヘッドセット、1ヶ月間のXbox Live Gold、そして「タイタンフォール」がセットになったバンドルで、価格は499ドル。これは現在、Xbox One本体と同価格だ。「タイタンフォール」を単体で購入すると59.99ドルかかるため、マイクロソフトはこのバンドルで大幅な割引を提供していることになる。