
BigDoorが500万ドルを調達、新たな「ゲーム化された報酬プログラム」を宣伝
ジョン・クック著

昨今のウェブ上にはコンテンツが溢れかえっており、オンラインパブリッシャーにとって読者や視聴者の関心を維持し、毎日新しいコンテンツを求めて戻ってくるようにするのは容易ではありません。シアトルの新興企業BigDoorは、キース・スミス、マット・ショベ、ジェフ・マレックの3人が率いており、この問題を解決できると考えています。
そして、29人の新進気鋭の企業は、Foundry Group、Founder's Co-opなどから新たに500万ドルのベンチャーキャピタル資金を獲得し、設立3年の同社の総資金は1,300万ドルとなった。

「追加資金は、パブリッシャーのユーザーロイヤルティとエンゲージメントを大幅に向上させる優れた製品の開発に引き続き注力するために活用します」とスミス氏はGeekWireに語った。「当社は製品開発に重点を置き、営業とマーケティングの人材にはそれほど力を入れていません。今後も技術重視の姿勢を維持しつつ、今後数四半期は必要に応じて営業とマーケティングにも投資していきます。」
同社は本日、新たな「ゲーミファイド・リワード・プログラム」を発表した。スミス氏によると、このプログラムにより、パブリッシャーは読者や訪問者に報酬を提供する独自のシステムを簡単に構築できるという。約25社の顧客を対象とした初期テストでは、ユーザーロイヤルティが平均153%、エンゲージメントが672%向上し、「桁外れの結果」となったとスミス氏は述べた。
Big Doorの顧客には、MLB.com、Dell、Nickelodeon、Wetpaintに加え、Big KRITや2 Chainzといった音楽アーティストも名を連ねています。Big Doorは、シリコンバレーのBunchball(昨年650万ドルを調達)やBadgeville(昨年夏、Norwest Venture Partners、El Dorado Ventures、Trinity Venturesなどから1200万ドルを調達)といった企業との競争に直面しています。
GeekWireの以前の記事:シアトルのゲーミフィケーションスタートアップBigDoorがOneTrueFanを買収