
新しい研究:ソーシャルメディアで「いいね」を狙うことは人生を台無しにする
モリー・ブラウン著

完璧な Instagram ショットや Facebook の投稿に執着することは、あなたの生活の質に影響を与えています。
これは、ニューヨーク・タイムズで人間の行動とコミュニケーションに関するベストセラー4冊を共著したジョセフ・グレニーとデイヴィッド・マックスフィールドが今週発表した最新の研究結果です。「ソーシャルメディアで『いいね!』や称賛を得るために、ますます多くの人が自分の生活とのつながりを失っています。ある意味で、私たちはソーシャルメディアの『トロフィーハンター』になってしまったのです」と、Vital Smartsの声明には記されています。
グレニーとマックスフィールドは1,623人の行動を調査したところ、58%が「完璧な写真を投稿することで人生を楽しむことができなくなった」と認めました。さらに悪いことに、彼らは「奇抜で不道徳な」行動をとったり、親密な瞬間に集中できなくなったりするようになったと述べています。
「私たちの主要な発見は、人生の重要な瞬間を体験することよりも捉えることに集中すると、その瞬間を楽しめなくなるということです」と、この研究の共著者であるグレニー氏はVital Smarts誌で述べています。「『いいね!』は、現実世界では達成するのにより多くの努力を要する、偽りの社会的幸福感を生み出す、労力のかからない方法です。この研究は、私たちが真の幸福よりも、仮想的な快楽の刺激を重視し始めていることを警告しています。」
ソーシャルメディアが私たちの生活から楽しみを奪っているという、私たちが既に知っている事実を裏付けるような、多くの憂慮すべき調査結果がここには含まれています。報告書によると、
- 4 人中ほぼ 3 人が、携帯電話を使っているときに失礼な態度を取ったり、他の人との会話を中断したりしたことがあることを認めています。
- 91パーセントの人が、観光客がソーシャルメディアに投稿しようとしてその瞬間を逃すのを見たことがある、そして多くの人が同じことをしたと認めている。
- 79% の人が、親が「完璧な」投稿を撮ろうとするあまり、子どもの人生における経験を損なっているのを見たことがある。
- 14%の人が、投稿しようとして自らの身の危険を冒した経験があります。(そして、運転中はスマートフォンをしまっておいてください、という方もいるかもしれません。)
下記のソーシャル行動に関するインフォグラフィックをご覧ください。
