
ポーチが新機能を発表、総額3,300万ドルの資金調達を発表、主要投資家はロウズ
トッド・ビショップ著
シアトルを拠点とする住宅リフォームデータのスタートアップ企業であるPorchは、本日、住宅所有者向けの一連の新しいオンライン機能を発表し、初めて資金調達総額を公開して、事業開始1周年を迎えた。

同社はこれまでに3,300万ドルを調達しており、その中にはホームセンターチェーンのロウズが主導したシリーズAラウンドによる2,760万ドルの資金調達も含まれている。ポーチは今年初め、ロウズとの提携を発表しており、店舗従業員がポーチを利用して顧客が施工業者やリフォーム業者を探すのを支援する。
「素晴らしいパートナーシップと関係を築いてきました」とポーチのCEO、マット・アーリックマン氏は述べた。アーリックマン氏はロウズへの投資額や株式保有比率の具体的な数字は明かさなかったが、ロウズが今回の投資ラウンドを主導したことは認めた。
Pro.com、Houzz、Zillow Digsなどのサイトとの競争に直面しているPorchは、いわゆる「ホームネットワーク」になるための取り組みを反映したいくつかの新機能をPorch.comで開始しているという。
新しいオンライン機能には、州の免許を取得している住宅リフォーム業者を確認できる機能が含まれています。また、Porchではユーザーレビューの検証も行っています。
ユーザーは、近所の他の人が行ったプロジェクトの実際のコストを確認したり、全国で自分の家と似た家を検索して、それらの家で行われたプロジェクトを確認したりすることもできます。
さらに、住宅所有者は Porch で自分の家を「申請」して、その住宅改修の全履歴を確認できるほか、完了したプロジェクトを住宅の記録に追加して、不動産を売却するときに役立てることもできます。
Porchは、全米で1億2000万件の住宅リフォームプロジェクトに関するデータを蓄積しており、住宅所有者は近隣地域のプロジェクトの詳細を確認し、リフォーム業者や施工業者とつながることができます。Porchは住宅所有者には無料でサービスを提供していますが、専門家には市場分析と特定の地域におけるプロモーション露出に対して料金を請求しています。
同社は従業員数が200人を超えるまでに成長し、最近シアトルの新興企業ValueAppealを買収した。