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報道:アマゾンは昨年、新たな投資家が参加する前にホールフーズの買収を検討していた

報道:アマゾンは昨年、新たな投資家が参加する前にホールフーズの買収を検討していた

ナット・レヴィ

シアトルにあるAmazonFreshのピックアップ拠点の一つ。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)

ブルームバーグの報道によると、アマゾンは食料品事業への野望から、経営難に陥っている健康食品スーパーのホールフーズの買収を昨年検討したが、最終的には入札を行わずに断念した。 

今週、アクティビスト・ヘッジファンドのジャナ・パートナーズは、ホールフーズ・マーケットの株式約9%を保有し、第2位の株主であることを明らかにした。同ファンドは、ホールフーズ・マーケットに対し、事業再編や売却の検討を迫ろうとしていると報じられている。

仮にアマゾンがそのような取引を成立させれば、このオンライン小売大手は全米有数の食料品会社へと変貌するだろう。さらに、アマゾンフレッシュと競合する食料品配達サービス「インスタカート」との提携も有利になるだろう。

アマゾンはここ数年、食料品事業を着実に拡大してきました。本社所在地であるシアトルにはドライブスルー方式の食料品店2店舗と、コンビニエンスストア「Amazon Go」の1号店がオープンしました。これらの店舗はすべて、アマゾンの従業員向けにベータテストを実施しています。

ブルームバーグが指摘するように、ホールフーズの時価総額は100億ドルを超えており、アマゾンによる買収は同社のこれまでの買収履歴に反することになる。最大の買収先であるTwitchやZapposは、総額が約10億ドルに達した。