
ソーシャルメディアエージェンシーのバンヤンブランチが170万ドルで設立
ジョン・クック著
シアトルを拠点とし、ハーツ、ポルシェ、ギルトグループなどを顧客に持つソーシャルメディアマーケティング会社、バンヤンブランチは、元Qpass CEOのチェイス・フランクリン氏、シアトルのエンジェル投資家ジェフ・エントレス氏、KissMetrics創設者ニール・パテル氏、ベンチャーキャピタリストのビル・ブライアント氏などを含む著名なエンジェル投資家グループから170万ドルを調達した。
「ソーシャルメディアは私たちの文化に浸透し、ブランドが消費者と継続的な会話を生み出し、永続的な関係を築く手段を提供しています」と、今回の資金調達ラウンドを経て同社の取締役に就任したアントレス氏は述べています。「巨大なソーシャルマーケティングの機会に科学的かつスケーラブルなアプローチを導入することで、バンヤンブランチはエージェンシー業界のリーダーとしての地位を確立し、大手ブランドがソーシャルメディア戦略で繰り返し成功を収めるために信頼できるパートナーとなっています。」
Alex Garcia、Blake Cahill、Dave Hanley が率いる Banyan Branch は、注目を集めるプロジェクトをいくつも手掛けてきました。
同社は、ディズニーの「白雪姫と七人の小人」ブルーレイ DVD リリースの一環として「あなたはどの小人?」Facebook クイズを設計し、YouTube で急速に広まった Parallels の大人気ビデオ「私は Mac を使っています」を制作しました。
バンヤンブランチは新規顧客獲得を継続しており、過去12ヶ月間で売上高がほぼ100%増加したと発表しています。従業員数は現在60名ですが、売上目標が達成されれば、来年には約80名に増員する予定です。

バンヤンブランチは今回の資金調達を「シリーズAの成長ラウンド」と表現し、ケーヒル氏はこの資金を新たなソーシャルインタラクティブおよび分析製品への投資と、同社のメディア購入業務の拡大に充てると語った。
「ブランドがマーケティング予算を従来のチャネルから移行するにつれ、ソーシャルプラットフォーム上で顧客にリーチし、魅力的な体験を創出するのを手助けしてくれる、フルサービスのソーシャルマーケティングエージェンシーを求めています。私たちは、そうしたブランド投資を獲得し、実行できるようにしたいと考えています」とケーヒル氏は述べた。