
シアトルに新本社を開設したばかりの暗号通貨スタートアップTaxBitは、評価額13億3000万ドルで1億3000万ドルを調達した。
ローレル・デッペン著

今夏シアトルに第二本社を開設した仮想通貨税務・会計事務所TaxBitは、新たに1億3000万ドルの資金調達を実施しました。この資金調達により、同社の評価額は13億3000万ドルに達しました。
同社は2018年にオースティン・ウッドワード氏とジャスティン・ウッドワード氏の兄弟によって設立され、消費者、企業、政府による暗号通貨の税務申告と会計処理を支援している。
TaxBitは、新たに調達した資金を活用し、年末までに従業員数を倍増させる予定です。また、米国と英国に新たなオフィスを開設する予定です。
今回の資金調達は、TaxBitが今年初めに1億ドルを調達し、IRS(内国歳入庁)と提携してから5ヶ月後のことです。TaxBitはソルトレイクシティで設立されましたが、先月シアトルに本社を開設しました。シアトルでの従業員数は10人未満で、年末までに「HQ2」で40人を雇用したいと考えています。TaxBitの従業員数は合計約80人です。
最新の資金調達ラウンドは、IVPとInsight Partnersが主導しました。シアトルに拠点を置くMadrona Venture Groupも参加し、北米全域に拠点を置く成熟企業向けに設計された第2弾の「アクセラレーションファンド」から投資を行いました。
「TaxBitは、私たちが定義に貢献した分野、つまりインテリジェントアプリケーションへの最新の投資です」と、マドロナのジョン・トーリー氏はブログ記事に記しています。「インテリジェントアプリケーションは、データと機械学習を組み合わせ、ビジネスアプリケーションとコンシューマーアプリケーションに関するリアルタイムで実用的な洞察を提供します。そして、インテリジェントアプリケーションは、私たちが知っている第一世代のクラウドアプリケーションを破壊し、置き換えるものになると信じています。」
元クアルトリクス幹部のトーリー氏は、TaxBitのチームには元クアルトリクスの従業員が数名含まれていると述べた。TaxBitはある意味で、同じくユタ州で設立され、シアトルに共同本社を構えたクアルトリクスの足跡を辿っていると言えるだろう。