
アクセル・パートナーズは、シアトルを拠点とする起業家として、Googleの主力エンジニアであるジョー・ベダ氏を採用した。
ジェイコブ・デミット著

Accel Partners は、長年にわたり Google の思想的リーダーを務めてきた Joe Beda 氏を、同社の最新の常駐起業家として迎え入れます。
ベダ氏はどのような会社を作りたいかまだ決めていないが、今後数ヶ月かけてアイデアを練り、共同創業者を探す予定だ。最終的には事業を立ち上げ、Facebook、DropBox、Slackといったスタートアップ企業を支援してきたシリコンバレーのベンチャーキャピタル、アクセルが投資する見込みだ。
「ジョーには、あまり組織化せずに、自分の道を見つけてもらうつもりです」と、アクセルのビッグデータ・イニシアチブ責任者、ピン・リー氏は述べた。「他の多くの企業はインキュベーションを念頭に置いていると思いますが、私たちはそうは考えていません。私たちは何かをインキュベートするためにここにいるのではなく、ジョーのアイデア創出をサポートするためにここにいるのです。」
リー氏は、ベダがシアトルに拠点を置いているという事実は同社が長い間存在感を高めることに興味を持っていた市場であるためプラスだと付け加えた。
Beda 氏は常にクラウドベースの製品に特化しており、Google Compute Engine を設立し、開発者がクラウド ワークロードを管理できるように同社の Kubernetes オープンソース プロジェクトの立ち上げに貢献してきました。
彼は長年のシアトル住民でもあり、2004年にグーグルの太平洋岸北西部地域初の従業員の一人として入社する前にはマイクロソフトでキャリアをスタートさせた。
ベダ氏は今年2月にGoogleを休職し、最終的には復職しないことを決意した。彼は、開発者がスケーラブルなシステムを構築する方法は今まさに大きな変化の真っ只中にあり、それは彼のような起業家志望者にとってチャンスがあることを意味すると語った。
「Google在籍中はサーバーサイドで経験を積んできましたが、今は本当に刺激的な時代を迎えていると思っています。皆が意欲的に取り組み、新しいタイプの現代的なインフラスタックが形成されつつあるのです」とベダ氏はインタビューで語った。「ですから、クラウド関連であろうとなかろうと、私が最終的に関わる仕事は、まさに進化を続けるこの新しい現代的なインフラスタックに関わることになるでしょう。」