
マイクロソフトがWindowsとWindows Phoneの開発者プログラムを統合
ブレア・ハンリー・フランク著
Windows 開発者であれば、Windows Phone 開発者にもなれますし、その逆も同様です。
マイクロソフトは本日、開発者プログラムを統合すると発表しました。これにより、Windows Phone開発者とWindows開発者は、いわば同じ屋根の下に集まることになります。開発者プログラムの個人メンバーシップはわずか19ドル、法人メンバーシップは約99ドルです。
これはマイクロソフトにとって大きなニュースであり、WindowsとWindows Phoneの間に違いがなくなる未来を示唆しているのかもしれません。両プラットフォームは急速に統合が進んでおり、共通のコアを共有しているため、開発者はWindows PhoneとWindowsの両方に対応したアプリを開発できます。マイクロソフトはさらなるインセンティブとして、ノキアのDVLUPプログラムと提携し、両プラットフォーム向けアプリを開発した開発者に報酬を提供しています。
マイクロソフトは開発者のシェアを巡ってGoogleやAppleと競合しており、これは賢明な動きと言えるでしょう。iOSおよびMac開発者プログラムのメンバーシップは、それぞれ年間99ドルです。iOSのエンタープライズ機能(組織のメンバーのみにアプリを展開する機能など)を利用するには、年間299ドルかかります。それに比べれば、マイクロソフトの開発者プログラムはまさに お買い得と言えるでしょう。
これは重要な点です。Windows Phoneが現在直面している大きな問題の一つは、他のプラットフォームに比べて人気の高いアプリが少ないことです。今回の変更によってアプリが増えるかどうかはまだ分かりませんが、間違いなくプラスに働くでしょう。