
アマゾンのZocaloが幅広く展開、企業間コラボレーションでGoogle、Box、Microsoftに対抗
ブレア・ハンリー・フランク著
Amazon Web Services(AWS)の新しいエンタープライズコラボレーションサービス「Amazon Zocalo」が、一般公開されたことを本日のブログ投稿で発表しました。招待制プレビューとして1ヶ月強の期間を経て、この度AWSユーザーの皆様に一般公開されました。
このサービスは、企業向けドキュメントストレージとコラボレーションのハブとして機能するように設計されています。これは、Google Drive、Microsoft Sharepoint、Box、その他多くの生産性向上ツールと競合する、企業向けコラボレーションおよびストレージ市場におけるシェア獲得を目指すAmazonの戦略です。
ユーザーはZocaloにドキュメントをアップロードし、同僚と安全に共有できます。共有相手は、それぞれのドキュメントにコメントを追加してフィードバックを提供し、グループ内の他のメンバーと共有できます。このサービスは、Microsoft Word文書、PDF、その他多くのファイル形式に対応しています。管理者は、ストレージ容量の制限やドキュメントへのアクセス監査、そしてZocaloにアクセスできるユーザーを一括管理できます。
Zocaloを試してみたい方は、30日間の無料トライアルをご利用いただけます。最大50ユーザーが各自最大200GBのデータを保存できます。トライアル期間終了後、組織がZocaloを継続してご利用いただくには、ユーザー1人あたり月額5ドルをお支払いいただく必要があります。
Zocalo は、企業がインターネット接続が利用可能な場所であればどこからでも従業員がアクセスできる仮想ワークスペースを作成できる、AWS を利用したデスクトップ仮想化サービスである Amazon Workspaces と相性がよいです。
さらに、Zocaloにアップロードされたドキュメントは、AmazonのKindle Fireタブレット、iPad、Androidタブレットなど、さまざまなデバイスからアクセスできます。その仕組みを紹介するビデオはこちらです。