
自力で成功するスタートアップ企業:今年のブートストラッパーに投票しよう
ジョン・クック著

大規模なベンチャーキャピタルラウンドや、評価額が10億ドルを超える伝説のユニコーンスタートアップ企業についてはよく耳にします。
しかし、最も力強い起業家ストーリーの中には、ベンチャーキャピタルに頼らず、より有機的で自力で事業を構築するアプローチを選んだ人々のストーリーもあります。ブートストラッピングは決して容易なことではありません。そこで本日は、他者の資金に頼らずに成功を収めている5つの企業をご紹介します。(下のアンケートで投票をお願いします。)
過去2週間にわたり、GeekWire Awardsの各カテゴリーの投票を開始しました。コミュニティからのノミネートに基づき、審査員団が選出したファイナリストの中から、GeekWireの読者の皆様が選出したベストセラーを選出しました。「Next Tech Titan」「Startup of the Year」「Geekiest Office Space」を含む全13カテゴリーへの投票をご希望の方は、こちらをご覧ください。受賞者は、5月12日にEMPで開催されるWave主催のGeekWire Awardsで発表されます。
GeekWire Awardsのチケットは発売中ですが、太平洋岸北西部のテクノロジーコミュニティの最高峰を祝うこのイベントは、毎年完売が続いています。チケットはこちらからお買い求めください。
Bootstrapper of the Year は Code Fellows によって授与されます。
以下から投票し、各ファイナリストの詳細については読み続けてください。
BitTitan:2007年に元マイクロソフトのジーマン・イップ氏によって設立されたBitTitanは、メールのメールボックス、パブリックフォルダ、その他のドキュメントをクラウドに移行する独自の技術を開発しています。これまでに7万5000社以上の顧客のクラウド移行を支援してきました。9年前にイップ氏のガレージで創業した企業としては、なかなかの実績です。同社のビジネスアプローチは、「やるべきことをやり遂げ、そしてそれを楽しみながら行う」です。
Cloak:元Microsoftエンジニアのデイブ・ペック、ピーター・サガーソン、ニック・ロビンソンによって設立されたCloakのサービスは、MacとiOSデバイスをセキュリティ保護されていない無線ネットワークからのスヌーピングから保護するように設計されています。この新興企業は先週、StackPathに買収され、その実力が認められました。買収金額は非公開です。「Cloakは繁栄し、収益性の高い企業だったので、売却は必要ではありませんでした。むしろ、適切なタイミングで適切な機会が訪れたと感じたのです」とペック氏は述べています。
Endeavor One:シアトルを拠点とするスタートアップ企業。バンジー、ソニー、Valveの元社員によって設立され、急成長を遂げるVR分野において新たな技術と体験の創出を目指しています。「ゲーム開発者にとって、VRは新しい形のキャンバスや絵の具のようなものです」と、共同創業者で元バンジーのアートリーダーであるトム・ドイル氏は述べています。
Flowroute:創業9年のクラウドベース通信スタートアップ企業であるFlowrouteは、3年前に本社をカリフォルニアからシアトルに移転しました。より多くの企業や組織が使いやすい通話・メッセージングサービスを利用できるよう支援することで、成長を続けています。CEOのバヤン・トウフィック氏は、最近のGeekWireのインタビューで、「独自のプリペイドビジネスモデルへの需要のおかげで、急速かつ有機的に成長することができています」と述べています。トウフィック氏によると、同社の目標は「世界中の企業がGmailアカウントを取得するのと同じくらい簡単に」通信サービスにアクセスできるようにすることです。
MedBridge:創業者兼CEOのジャスティン・コワルチャック氏が率いるMedBridgeの医療教育プラットフォームは、医療提供者が高騰する医療費を抑制できるよう設計されています。MedBridgeは数百の病院や個人診療所を顧客に持ち、シアトルのサウス・レイク・ユニオン地区に50名以上の従業員を擁し、成長を続けています。
Bootstrapper of the Yearのファイナリストの皆様、おめでとうございます!今年のビッグイベントのチケットをお忘れなく!チケットは売り切れ間近ですので、売り切れる前にぜひこちらでお買い求めください。