
テクノロジー業界の大統領候補として有力視されているマイケル・ブルームバーグ氏は、自身のニュースサービスによるアイオワ州の世論調査で低い評価を受けた。
グレッグ・サンドバル著

フランク・シナトラは、「ニューヨークで成功できれば、どこでも成功できる」と有名な歌を歌いました。
しかし、そうではないかもしれない。ブルームバーグ氏自身のニュースサービスによる世論調査によると、億万長者の実業家で元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、大統領選への出馬を検討していると報じられているが、アイオワ州民の間ではあまり知られておらず、彼の名前を聞いたことがある人からもあまり好かれていないようだ。
先週、ニューヨーク・タイムズ紙は、テクノロジー業界から多くの支持を集める人気政治家ブルームバーグ氏が、アメリカ合衆国大統領就任の可能性を検討し始めたと報じた。米国最大の都市を3期にわたり率い、情報技術帝国を築き上げたブルームバーグ氏の功績は、中西部では必ずしも受け入れられているわけではないようだ。
ポリティコによると、ブルームバーグ氏が所有するニュースサービスがデモイン・レジスター紙と提携してアイオワ州の有権者を対象に行った世論調査では、共和党に投票する可能性のある人の41%、民主党に投票する可能性のある人の57%がブルームバーグ氏について意見を述べるほど彼をよく知らないことがわかった。
ポリティコによると、ブルームバーグ氏を知っていると答えた共和党支持者のうち、50%が好意的な意見を示さなかったのに対し、好意的な意見を示したのは9%だった。
民主党員のうち、好意的ではないと回答した人は26%、好意的だと回答した人は17%だった。ブルームバーグ氏は、共和党候補のジェブ・ブッシュ氏と、コメンテーターで2008年共和党副大統領候補のサラ・ペイリン氏を除けば、調査対象者の中で最も不人気だった。
アイオワ州党員集会は、ほぼ45年間、米国大統領の指名プロセスにおける最初の主要な選挙イベントであったため、重要です。
ブルームバーグ氏は先週、朗報を受け取った。ネブラスカ州選出の元共和党上院議員で、元米国国防長官を務めたチャック・ヘーゲル氏が、ブルームバーグ氏が出馬した場合、支持すると述べたのだ。タイムズ紙によると、ブルームバーグ氏は3月末までに選挙活動を開始するかどうかを決定する予定だ。