
インテレクチュアル・ベンチャーズがフォードに特許をライセンス供与し、自動車業界に進出
インテレクチュアル・ベンチャーズがフォードに特許をライセンス供与し、自動車業界に進出

インテレクチュアル・ベンチャーズ社長エイドリアン・ブラウン
トッド・ビショップ著
ワシントン州ベルビューに本社を置くインテレクチュアル・ベンチャーズは、フォード・モーター社に対し、4万件の特許および特許出願からなるポートフォリオのライセンス供与を今朝発表した。この契約により、フォード・モーター社はIVのポートフォリオに将来追加される特許にもアクセスできることになる。

これは、元マイクロソフト技術責任者ネイサン・ミアボルド氏が率いる、物議を醸す特許保有・テクノロジー企業、インテレクチュアル・ベンチャーズにとって、注目度の高い取引だ。インテレクチュアル・ベンチャーズはテクノロジー業界からの初期投資家の維持に苦戦しており、昨年秋には従業員の20%を解雇した。
フォードは車載インフォテインメント システムを早期に導入した企業で、当初は Microsoft の Sync プラットフォームに取り組んでいたが、最近では次世代の自動車体験の基盤として BlackBerry の QNX テクノロジーに切り替えた。
今朝フォードとの契約を発表する投稿で、インテレクチュアル・ベンチャーズの社長兼最高執行責任者のエイドリアン・ブラウン氏は、このライセンスは輸送の世界における技術のより広範な普及を反映していると述べた。
「消費者が職場や社会とのつながりを維持するためにテクノロジーに依存しているため、運輸業界にとって重要な時期です」と彼女は書いている。「…自動車会社は、自動車業界では従来利用できなかった幅広い関連特許へのアクセスを維持する必要性を感じています。」