
Concur、企業のモバイルデバイス管理を支援するVisageに投資
Concur、企業のモバイルデバイス管理を支援するVisageに投資
ジョン・クック著
Concurはスタートアップ企業への投資を継続している。出張・接待経費管理ソフトウェアを開発するベルビュー発のConcurは本日、BYOD(個人所有デバイスの持ち込み)のトレンドに乗り出すサンフランシスコに拠点を置くスタートアップ企業Visage Mobileへの戦略的投資を発表した。
「Visageとの継続的な戦略的パートナーシップと新たな投資により、Concurのお客様には、モビリティコスト管理、データ、分析に対応するための、よりミッションクリティカルなツールを提供できます」と、Concurのコーポレート戦略担当エグゼクティブバイスプレジデント、ジョン・トーリー氏は述べています。「私たちは旅行業界のイノベーション推進に尽力しており、Visageのような賢明で起業家精神に富んだ企業は、ビジネストラベルの未来を形作る上で貢献しています。」
昨年、コンカーは旅行関連の新興スタートアップ企業向けに1億5000万ドルのパーフェクト・トリップ・ファンドを設立しました。今年は、10月2日にサンフランシスコで開催される開発者カンファレンスにおいて、10万ドルのイノベーション賞を授与する予定です。
Visageは昨年、モトローラ・ソリューションズ、パリセーズ・ベンチャーズ、クアルコム・ベンチャーズ、ワールドビュー・テクノロジー・パートナーズからシリーズCラウンドの資金調達を実施しました。同社は、企業がモバイルユーザー、支出、デバイスに関するデータを整理するのに役立つ技術を開発しています。