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Nookのホリデーシーズンの売上高はさらに25%減少し、4100万ドルとなり、Barnes & NobleはAmazon Kindleにさらに後れを取った。

Nookのホリデーシーズンの売上高はさらに25%減少し、4100万ドルとなり、Barnes & NobleはAmazon Kindleにさらに後れを取った。

トッド・ビショップ

隅今朝、小売業者であるバーンズ・アンド・ノーブルが発表した新データによると、同社の NOOK 事業のホリデーシーズンの売上高は 4,120 万ドルに落ち込み、2014 年のホリデーシーズンに比べて 25.8% 減少した。これは、Amazon Kindle が引き続き電子書籍リーダーおよび電子書籍市場で優位に立っていることを示すさらなる証拠となっている。

同社の過去のデータによると、この数字にはヌークの電子書籍リーダー、タブレット、付属品、デジタル書籍の売り上げが含まれており、ヌーク事業のホリデーシーズンの売り上げ総額としては過去最低となり、2011年のホリデーシーズンのピーク時の4億5000万ドルを下回った。

2015年のホリデーシーズン9週間で、Nookのデジタルコンテンツの売上は2,130万ドルとなり、2014年の2,740万ドルから減少した。Nookのデバイスとアクセサリの売上は、2014年のホリデーシーズン中の2,850万ドルから1,990万ドルに減少した。

12月に行われた同社の第2四半期の電話会議で、B&NのCEOであるロン・ボア氏は、ヌーク事業が今年これまでに出した3,900万ドルの営業損失は「到底受け入れられない」とし、同社は来年ヌーク事業の営業損失を「大幅に削減する」ことに注力していると語った。

この部門は会社の財務を圧迫しているものの、アナリストは電子書籍リーダー事業からの撤退はバーンズ・アンド・ノーブルの最も忠実な顧客の多くが離れてしまうと指摘している。バーンズ・アンド・ノーブルは過去1年間、サムスンと提携してNOOKタブレットを開発してきた。NOOK事業とは別に、バーンズ・アンド・ノーブルは本日、ホリデーシーズンのコア既存店売上高が1.6%増だったと発表した。この指標では、ホリデーシーズンとしては2年連続の増加となった。

AmazonはKindleの売上数を公表していないが、ホリデーシーズン中にプライム会員向けの無料当日配送サービス「Kindle Paperwhite」が好調に売れたと指摘した。Author Earningsの10月のレポートによると、 米国の電子書籍販売の74%はAmazonによるものだと推定されている。