Airpods

マイクロソフトとアップルがデータプライバシースコアカードで最高点を獲得、アマゾンは及ばず

マイクロソフトとアップルがデータプライバシースコアカードで最高点を獲得、アマゾンは及ばず

ブレア・ハンリー・フランク

eff-logo-plain-300電子フロンティア財団は本日、大手テクノロジー企業が政府からのデータ提供要請にどう対応しているかを調査した最新版の「誰があなたの味方か?」レポートを発表し、多くの大手テクノロジー企業が驚くほど高い評価を得た。

これは、NSAによる監視活動に関する暴露後に発表される最初のレポートであり、エドワード・スノーデンによる情報漏洩に対するテクノロジー業界の対応が、今年のレポートの様相を大きく左右したことは明らかです。昨年までは、自社の取り組みにおいて6つ星満点の6つ星を獲得した企業はほとんどありませんでしたが、今年の調査では9社が最高評価を獲得しました。

マイクロソフトは、法廷でユーザーのプライバシー権を積極的に擁護し、データ要求への対応に関する明確かつ公開されたポリシーを掲げたことで、最高得点を獲得した企業の一つとなりました。他に、Apple、Credo Mobile、Dropbox、Facebook、Google、Sonic.net、Twitter、Yahooがランクインしています。

Microsoft の結果は次のとおりです。

EFF調査におけるマイクロソフトの結果
EFF調査におけるマイクロソフトの結果

Amazonは6つ星クラブから除外された。その理由の一つは、同社が透明性レポートや法執行機関向けのガイドラインを公開していないことだ。さらに、同社はユーザーからデータ提供の要請があった場合にその旨を通知することを約束していないものの、データ提供の要請には令状が必要であるとしている。

スクリーンショット 2014年5月15日 午後2時4分19秒
EFF調査におけるAmazonの結果

大手ISPの調査結果は芳しくなく、AT&Tは2つ星、Comcastは3つ星を獲得しました。Snapchatは今年のレポートで唯一1つ星を獲得しました。これは、法執行機関向けのガイドラインを公開しているものの、コンテンツに令状を必要とせず、政府によるデータ提供要請についてユーザーに通知することを約束しておらず、透明性レポートも公開していないためです。

調査対象となったすべてのテクノロジー企業の順位を示す完全なインフォグラフィックがこちらにあります。