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急成長中のクアルトリクス、評価額最大144億ドルで上場申請

急成長中のクアルトリクス、評価額最大144億ドルで上場申請

ジョン・クック

Qualtrics はシアトルでの拠点を大幅に拡大しました。(Qualtrics の写真)

CNBCの報道によると、シアトルとユタ州プロボに本社を置くクアルトリクスは、評価額120億ドルから144億ドルでの上場を目指している。

創業18年のソフトウェア企業は、2年前、上場予定のわずか数日前にSAPに80億ドルで買収されました。SAPは今夏、Qualtricsをスピンオフさせて上場させる意向を発表しました。上場後も、SAPは引き続きQualtricsの株式の80%を保有することになります。

2017年、クアルトリクスはシアトル地域から複数のトップレベルの幹部を採用した後、シアトルを共同本社に指定しました。そして昨年、同社はシアトル事業に関する壮大な計画を発表し、シアトル中心部の新しい超高層ビルの13フロアを賃借し、最大2,000人の従業員を収容できるスペースを確保すると発表しました。現在、同社の従業員数は3,370人で、そのうち650人がシアトル地域にいます。

証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、クアルトリクスは9月30日までの9ヶ月間で5億5000万ドルの売上高を計上した。これは前年同期比31%増だった。一方、今年最初の9ヶ月間の純損失は2億5800万ドルだった。

クアルトリクスは、エクスペリエンス管理と呼ばれる新しいクラスのソフトウェアの先駆者であると述べ、SECへの提出書類の中で、同社の「XMプラットフォームは、顧客を熱狂的なファンに、従業員をアンバサダーに、製品を執着心に、そしてブランドを宗教に変えるエクスペリエンスを組織が設計し、改善するのを支援する」と述べている。

Qualtrics は、XM のティッカーで Nasdaq 取引所で取引する予定です。

SAPは2014年にワシントン州ベルビューに拠点を置く経費管理会社コンカー・テクノロジーズを83億ドルで買収している。